2012年01月12日

翻訳研究

今年の目標のひとつに「翻訳学」を勉強するとあります。文献は後で注文するとして、まずは次のサイトから興味のある論文を拝読したいと思います(今回は論文ではなく、以下のサイトにあるところだけ)。


翻訳研究への招待

いくつか引用してみます。

ウェブ版『翻訳研究への招待』は日本通訳翻訳学会の翻訳研究育成プロジェクトが発行するelectronic journalです。日本ではまだなじみの薄いTranslation Studiesという学問を普及させ、気鋭の研究者たちによる論考を発表するための場です。『翻訳研究への招待』の刊行趣旨は1号のまえがきをごらん下さい。ウェブジャーナルとしてはまだ体裁が整わないところもありますが、徐々に仕上げていきたいと思います。


なるほど、日本通訳翻訳学会の翻訳研究育成プロジェクトですか。通訳と翻訳、なんでセットに考えるの?という素朴な疑問もあるのですが、通訳のように反射神経が求められるのは苦手なんですけど……、と訳のわからないことを考えていましたが、興味深い学問です。翻訳研究は様々な学問にまたがると書かれております。どんな学問かというと、次のようなものである。

研究対象には文学、思想、歴史、科学、ノンフィクション、児童文学、字幕と吹き替え、マスメディア(放送や新聞など)、マルチメディア(DVD、ゲーム、マンガなど)、ソフトウェア等のローカリゼーション、翻訳メモリー、機械翻訳、翻訳教育など、言語の変換・転移・媒介に関するほとんどあらゆるものが入る。

文理関係なくという感じです。個人的には医薬翻訳(特に薬学)に興味があるので、薬学の翻訳を対象に分析したいところです。機械翻訳も医薬翻訳のものを扱ってみたいですね。機械翻訳は特許専門や医薬専門の翻訳ソフトでないと、難しいところもあるそうですが、手を出してみたいと思っています(ゆくゆくは……)。翻訳に手を出す前に、日本語のデータを集めてコーパスを作成してみるのもいいかもしれませんね。

研究方法・アプローチも翻訳研究固有のものに加え、伝統的な文学研究をはじめ比較文学研究、解釈学、言語哲学、言語学諸分野(語用論、FSP、テキスト言語学、選択体系機能文法、認知言語学、コーパス言語学、談話分析、批判的談話分析など)、心理学、認知科学、人類学、社会学、歴史的研究、ポストコロニアル研究、ポストモダニズム、フェミニズム研究などの分野の方法が利用され、各分野で蓄積された研究の富を利用できるのである。


この懐の広さ(?)が魅力的なのだと思います。

例えば、認知言語学やコーパス言語学は私の好きな分野です。認知言語学の場合は、訳にもよるかもしれませんね。文芸翻訳などで面白い分析ができそうな気がします。気がするだけで実際のところわかりません(苦笑)。私の興味は医薬翻訳なので、分析的にはどうかなと思いますが、誰も研究をなされていないのなら、自分でやってみる?という気持ちがないわけではない(笑)。特許の方では特許版・産業日本語プロジェクトでいろいろを進んでいるようなので、かぶるところもあるかもしれませんが、あちらとはポリシーとはちょっと違うかもしれませんね。あれもこれもと興味があるものばかりなので、こちらの方も勉強してみるつもりです。

というわけで、学際的な研究というのはあまりなされていないので、研究するに値すると思います(中途半端な研究になるから止めとけという意見もあると思いますが……)。翻訳学は今年のテーマひとつです。

翻訳学入門 [単行本] / ジェレミー・マンデイ (著); 鳥飼玖美子 (翻訳); みすず書房...
翻訳学入門 [単行本] / ジェレミー・マンデイ (著); 鳥飼玖美子 (翻訳); みすず書房 (刊)

上記の翻訳本を購入しようと思ったのですが、今年の2月に原書のIntroducing Translation Studies: Theories and Applicationsの第3版が出るそうなので、今回は原書の方を購入しようと思います(こちらのIntroducing Translation Studies: Theories and Applications)。

目の前の現実から逃避しますか。2月と3月は仕事でそれどころではないと思いますが……。
posted by unendedchaos at 21:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 翻訳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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