2010年08月22日

Wikipediaで調べることは「ウィキる」という

ITホワイトボックスUを観ましたが、「ウィキする」「ウィキる」とは初めて聞きました(番組の感想ではなく申し訳ない)。

前者の「ウィキする」はGoogleで検索すると、件数は思いの外低い結果ですね。後者の「ウィキる」はGoogleで調べると、結構多く定着していることがわかりますね。

何故後者の方が定着したんでしょうね?みんなが使って使用頻度が高くなったからなんでしょうけど。Googleで検索することは「グーグルする」ではなく、「ググる」ですけど、やっぱり関連があるのかな。

英語の場合は、名詞転換動詞として名詞は動詞化することがよくありますが、日本語の場合、「名詞+する」あるいは「○○る」と二通りの動詞化がありますね。前者の「〜する」型は普通名詞が多いような気がしますが、後者の「○○る」の場合、固有名詞が多いのかな(例:ググる・ヤフる・ウィキる)。固有名詞ならなんでもいいって訳じゃありませんね。文字の長さ(3〜4文字)と意味(その固有名詞が際だった特徴。GoogleやYahooだったら検索など)を担っている必要がありそう。

ちょっと調べてみたら、すでにこんな研究がなされていました。

新動詞の認知言語学的分析:大規模時系列ウェブコーパスと言語処理技術が可能にする言語のダイナミズム研究

上記の論文で分析されている「ファブる」なんてこれまた初めて聞きました(笑)。特に意味拡張の分析は興味深いです(例は省略しますが)。

本来「ファブる」とは消臭の行為でしかなかったのに、(11)(12)(13)が示すように噴霧対象の状態の変化を望む話者の気持ちを表すのに、「ファブりたい」と表現するようになってきている。


しかしよくこういうのを発見できるな−。そこは私も見習いたいところです(苦笑)。まずどんな固有名詞が動詞化されているのかを調査したいところ……。例によってこれはやるやる詐欺になりそうですが(泣)。
タグ:辞書
posted by unendedchaos at 23:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 言語学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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