2009年09月05日

平成20年度「国語に関する世論調査」の結果について

下記のサイトで文化庁が「国語に関する世論調査」の結果を発表しています。

平成20年度「国語に関する世論調査」の結果について

項目は下記のとおりです。
1.日本語を大切にしているか
2.「美しい日本語」というものがあると思うか
3.人とのコミュニケーション
4.読書について
5.情報の伝達手段と言葉
6.インターネットの言葉
7.情報機器と言葉
8.カタカナ語の認知・意味の理解・使用
9.慣用句の認識と使用
10.言葉の意味

この中で私が関心を持っているのは「言葉の意味」ですね。文化庁が調査した語句は「時を分かたず」「破天荒」「手をこまねく」「御の字」「敷居が高い」の5つですが、この中で私が完全に誤解して覚えていたのが「敷居が高い」という慣用句です。
敷居が高い (例文:あそこは敷居が高い。)
(ア) 相手に不義理などをしてしまい,行きにくい
(イ) 高級過ぎたり,上品過ぎたりして,入りにくい


てっきり(イ)の意味が正解だと思っていたら、(ア)が正しいとのこと。当たり前じゃないかとも思われるかもしれませんが、(イ)の使い方は他でも聞いたことあるよなーと思いました。それもそのはず、年齢別のグラフを見ると、10代から30代は70%以上が(イ)を選択しているとのこと。表にすると、次のとおり。

年代 (ア) (イ) わからない
10代 16.6% 76.8% 2.8%
20代 13.9% 72.8% 3.2%
30代 20.2% 73.5% 1.0%
40代 35.6% 47.4% 1.6%
50代 58.4% 30.7% 1.1%
60代以上 53.9% 32.2% 2.5%
※10代は16歳から19歳

Webで調べたところ、『三省堂国語辞典』には(イ)の意味が記述されているとのこと。ただし、〔あやまって〕と記載されていますが……。それでも私個人としてはその方針が気に入りました。誤用でも、もう定着しているのでは?「敷居」→「ハードル」という意味拡張(メタファー)は認めたくはないかもしれませんが、これはこれで面白い。

三省堂国語辞典

三省堂国語辞典

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 三省堂
  • 発売日: 2007/12
  • メディア: 単行本


電子辞書に頼っていましたが、たまには紙の辞書も購入しようと反省いたしました。
タグ:辞書 意味
posted by unendedchaos at 15:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 辞書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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